「日焼けをすると肌が老ける」という事実
スキンケアの一環として、日焼け止めを塗っているという方、多いのではないでしょうか。筆者も、「シミをつくりたくない!」という一心で日焼け止めを塗っていますが、そもそもなぜ、日焼けはこんなにも危険視されているのでしょうか?
日焼けによる肌トラブルと聞くと、真っ先にシミを思い出しますよね。でも、それだけじゃないんです。実は、シワやたるみの原因にもなるって知っていましたか?日焼けは、”肌の老化を促進させる”という、恐ろしい事態を招いてしまうのです。
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春夏の日焼け対策はもちろんですが、秋冬もやったほうがいいのでしょうか。結論として、紫外線は、年中休むことなく降り注いでいます。なにも対策をせずに過ごせば、その分だけ、肌はダメージを蓄積してしまうのです。
中高齢者の年代から発症するシミ(老人性色素斑)は、過去に受けたダメージがきっかけとなって現れます。「今は若いからいいや」と目先のことしか考えていないと、後々大変なことに…!
まずは、化粧水や乳液で基本のスキンケアを済ませましょう。十分に保湿できたら、日焼け止めの出番です。薄塗りになりすぎない程度の量を、顔全体にまんべんなく塗り広げます。その後に、化粧下地、ファンデーションと続けていきます。
ちなみに、パウダータイプの日焼け止めは、化粧下地の上から使うようにしましょう。クリームよりもベタつかず、化粧直しや化粧の仕上げとしても活躍するため、ひとつカバンに忍ばせておくと重宝しますよ♪
日焼け止めのパッケージには、必ず「SPF50+」などの表記がありますよね。でもこれ、「1㎠あたり2mgを塗った時の場合」を表す数字だったって、ご存知でしたか?2mgというと、かなりの量が必要ですし、あっという間に1本を使い切ってしまいそうです。
それぐらいたっぷりの量が必要だ、ということは分かりましたよね。塗るときは、肌の上で余ってしまわない程度の量を使い、しっかりと乾かしましょう。乾かして肌に密着させないと、効果が半減してしまいます。生乾きのまま服を着るのもNGですよ!
朝化粧をしたのに、会社に着くころには顔がテカテカ…。そんなオイリー肌の方は、「ベタつくのが嫌で、日焼け止めを塗りたくない!」といった悩みをお持ちでなはいでしょうか。
しかし、日焼けにより肌が乾燥することで、過剰な皮脂の分泌を助長してしまう恐れがあります。サラサラタイプの日焼け止めや、スプレータイプ、飲むタイプなど、自分の肌に合ったアイテムで何かしらの対策はしておきましょう!
夏場は特に、たくさん汗をかきますよね。その汗に負けないよう、ウォータープルーフ処方のされた日焼け止めが多く流通しています。でも、ちょっと待って!きちんとオフしないと、肌トラブルの原因になるってご存知でしたか?
まずは、自分が使っている日焼け止めのタイプを確認しましょう。「石鹸で落とせる」となっていればその通りですし、SPF値の高いウォータープルーフであれば、クレンジング材を使用してオフすることをオススメします。
これは身体も同様で、クレンジング材が必要な日焼け止めにも関わらず、ボディタオルでゴシゴシ洗ってお終い…ではNG!最悪の場合、ニキビや湿疹ができてしまう恐れがあるため、きちんとオフすることを心がけましょう。
しっかり塗ったはずの日焼け止め、いつの間にか汗で流れていた…!なんて事態は避けたいですよね。基本的には、2~3時間おきを目安に塗りなおすといいでしょう。夏場で汗をたくさんかいた時は、もう少し間隔を狭めてもOK。
意外にも、服でこすれたり、手で触ったりするだけで、日焼け止めは落ちてしまうもの。「出かける前にしっかり塗ったからいいや!」と面倒くさがらず、メイク直しのついでに塗りなおすことをオススメします。
毎日スキンケアに化粧に、何かと手間がかかりますよね。日焼け対策をついサボりがちになるのも頷けます。しかし、外に出れば紫外線の猛威は容赦なく襲ってきますし、それによるダメージは日々蓄積されていきます。
日焼け止めを惜しみなくたっぷりと使って、肌を守ってあげましょう。忘れてはいけないのが、数時間おきに塗りなおしが必要だということ。手軽に使えるスプレータイプを持ち歩くなど、日々の生活にちょっと工夫をプラスして、キレイな肌を保っていきましょう!