インナードライ肌を改善してテカり撃退!クレンジング、洗顔も見直そう
- 2019/2/22
- スキンケア
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乾燥肌からオイリー肌へ転身?
「乾燥肌に悩んでいたはずなのに、気がつくと鼻やおでこがテカテカ…」。そんな経験、ありませんか?テカりをおさえるために乳液を使わなくなったら、さらに悪化した!なんて恐ろしい事態も。それってもしかして、インナードライ肌かも?
インナードライ肌とは、肌内部の水分量が少なく乾燥しているにも関わらず、表面は油分たっぷりの状態を指します。実はこれ、肌が乾燥から身を守るために、過剰に油分を分泌してしまっているのです。自己防衛の一種だったとは、驚きです。
目次
必死のケアが逆効果の可能性大!
顔のテカりって、本当に気になりますよね。朝しっかりメイクをしても、会社に着くころには鼻がテカテカ光っている…という方、多いのではないでしょうか?そこでよく登場するのが、あぶらとり紙やあぶらとりフィルム。
でも、ちょっと待って!前述したとおり、インナードライ肌はそもそも「乾燥によって起こっている」ということを思い出してください。あぶらとり紙をギュウギュウ押しつけて対策しても、結果的には逆効果となってしまいます。
それと同じ意味合いで、1日に何度も洗顔をしたり、スクラブ入りの洗顔料でゴシゴシ洗ったりすると、ますますテカりが悪化してしまいます。インナードライ肌のケアは、「いかにして肌をうるおすか」が肝になります。
日中どうしてもテカりが気になる場合は、ティッシュでそっと押さえる程度にとどめておきましょう(これもあまりオススメしませんが)。触りすぎはニキビの原因にもなるため、極力肌への負担は減らしていくのがベストです。
インナードライ肌の対策法は?
まずは、今までのスキンケアを見直しをしてみましょう。帰宅してからのルーティンを思い出してみてください。まずはクレンジング材で化粧を落として、洗顔、そしてスキンケアという、3つのステップを踏んでいるかと思います。
【クレンジング】
所説ありますが、オイルタイプのクレンジング材は、必要な油分まで除去してしまう可能性大!刺激の少ないミルクタイプやウォータータイプを使うなど、自分の肌と相談をし、適宜アイテムを変えてみましょう。落ちにくいポイントメイクのみオイルを使うという手もあります。
【洗顔】
男性用の洗顔料にありがちなガッツリ汚れを落とすタイプは、刺激が強いためなるべく避けるのがベスト。メイク汚れや汗がきちんと落ちればOKなので、必要以上の洗浄力は求めない方が吉。スクラブタイプの洗顔料にも注意が必要です。
【スキンケア】
まずは化粧水をたっぷりと使って、肌内部の水分量を増やしましょう。一度に吸収できる量は限られているため、何回か小分けにして塗るのがオススメです。コットンでも手でもどちらでも大丈夫ですが、力を入れずに優しく染みこませていきます。
化粧水の後は、美容液をプラスするとより効果的。美容液の明確な定義はありませんが、ジェルタイプやクリームタイプなど、様々なものが販売されています。自分の悩みに合ったものを取り入れ、効率よくスキンケアしていきましょう。
最後に、テカりが気になる方が避けがちな乳液やクリームも、つけたほうがいいでしょう。そのままでいると、せっかく染みこませた化粧水や美容液が蒸発してしまいます。最後にフタをするようなイメージで、仕上げていくのがコツです。
もし、どうしても乳液やクリームを使いたくない…!という方がいれば、ジェルがオススメ。軽いテクスチャでスーッと肌になじみ、ベタつきもそこまで気になりません。オールインワンジェルは時短ケアにも繋がりますので、チェックしてみてくださいね。
【メイク】
スキンケアと同時に、メイクも見直す必要があります。がっつりリキッドの下地をぬって、ファンデーション、コンシーラー、パウダー、そのほかハイライト…などなど、たくさんのアイテムを使えば使うほど、当然落とすのも骨が折れます。
一番よくないのは、メイク汚れが残ってしまうこと。しかしそれを防ぎたいあまり、クレンジングオイルや複数回の洗顔でゴシゴシ洗っていては、肌質は改善しません。「落としやすいメイク」を心がけるのが手っ取り早いでしょう。
過剰な油分はニキビの原因にもなる
過剰に油分が分泌されると、当然毛穴に皮脂がつまってしまいます。すると、残念なことにニキビができやすくなってしまいます。ニキビができると、清潔にしたいあまり、洗顔に力を入れがちですよね。でもそれがまた逆効果になるという、負のスパイラルに陥ります。
肌の様子がおかしい…と思ったら、原因をどれか一つに絞らず、スキンケア全体を見直してみてください。ちょっと勇気が必要ですが、コスメカウンターでプロにチェックしてもらうのもオススメです。自分では気づけないことも、丁寧に教えてもらえますよ!
朝のスキンケアはどうする?
よほどインナードライ肌がひどい場合は、朝はぬるま湯洗顔のみでOK。Tゾーンや顎まわりなど、どうしても気になる部位は、拭き取り化粧水で軽くなでる程度にとどめておきましょう。とにかく、「必要以上に落とさない」ことが大切です。
しかし、ニキビ肌の方は注意が必要。ニキビはいわゆる、菌による皮ふの感染症ですので、肌を清潔に保つことが重要になってきます。低刺激の洗顔料で優しく洗い上げ(乾燥しやすい頬などの部位はひかえめに)、サッパリとさせておきましょう。
ノーメイクで肌質は改善できる?
肌トラブルに悩むと、隠したいと思う一方で「いっそのことノーメイクのほうがいいのでは?」と考えてしまいますよね。実際、肌は何もしないほうがいいという意見も多く、なかには「肌断食」を試している方も一定数いらっしゃいます。
しかし、保湿などのスキンケアは必須。さらに、紫外線対策はしておくに越したことはありません。メイクをしないからと言って、無防備に肌をさらしていては、また別の肌トラブルを引き起こしてしまう可能性が大いに考えられます。
肌の内側からうるおして、テカり知らずに!
よかれと思ってやっていたスキンケアが、実は逆効果だった…という失敗は、誰しもが経験すること。まずは、自分の肌状態をよく見極めて、きちんと情報収集をしてみましょう。自己流ケアはプロでない限り、時に危険をともなってしまいます。
インナードライ肌の方は、とにかく「肌内部の水分量を確保する」ことがポイント!また、クレンジングや洗顔で「落としすぎない」ことも重要です。この機会に日々のケアを見直して、つらい肌のテカりから脱却しましょう♪