クレンジングと洗顔の正解とは? すっぴん美人は肌質で使い分け!
- 2018/9/11
- スキンケア
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クレンジングと洗顔の違いは知ってますか?
キレイな素肌づくりの基本となるクレンジングと洗顔。
しかし意外と、それぞれの役割を知らないまま使っている女性が多いようです。
肌質に合ったアイテムを選び、正しいお手入れを続けていけば素肌は変わっていくもの。
ここでは、すっぴん美人を目指すあなたにクレンジングと洗顔の正しい知識と、選び方・ダブル洗顔方法のポイントを紹介します。
目次
クレンジングと洗顔では「落とせる汚れ」が違う
クレンジングも洗顔も汚れを落とすという目的は同じ。
違うのは「落とせる汚れ」です。
一つずつ説明していきましょう。
クレンジングの役割はメイクを落とすこと。
メイクアイテムに使われている主成分は油性のため、クレンジング料には油分を落とすための洗浄成分が含まれています。
とくに汗や水分に強いウォータープルーフのメイクアイテムや日焼け止めは洗顔だけでは落とせないためクレンジングでしっかり落とす必要があります。
また毛穴の黒ずみといった、取れにくい脂性の汚れもクレンジングで落とすことができます。
一方、洗顔は肌に残っている余分な角質や、汗・ほこり、皮脂汚れを取り除くことが目的です。
クレンジング後の肌に残っている油分をきれいに落とす役割も持っています。
最近はさっぱりとした使用感のクレンジング料が増えているので「洗顔はなし」で済ませている方もいるかもしれません。
しかし、クレンジング料の機能は基本的にメイクなどの油分と馴染んで汚れを浮かせ落としやすくするというもの。
汚れを落としきれていないままにしておくと、くすみや黒ずみ、ニキビなどさまざまな肌トラブルを引き起こす原因になります。
メイクをした日は、クレンジングと洗顔の「ダブル洗顔」が基本だと覚えておきましょう。
肌質に合ったクレンジング料と洗顔料を選ぶコツ
クレンジング料と洗顔料にはさまざまなタイプのものがあるので、選ぶ際に迷うこともあるでしょう。
・オイル
・クリーム
・ジェル
・リキッド
・ミルク
・シートタイプ
・ポイントメイク専用リムーバー
・固形せっけん
・クリーム
・ジェル
・パウダー
・スクラブ
美肌を育てる上手な選び方は、肌質に合っているかどうかに着目することです。
それぞれの肌タイプに試してほしい、クレンジング料と洗顔料を見ていきましょう。
●脂性肌タイプ
ベタツキが気になる脂性肌の方には、オイルフリーのクレンジングがおすすめです。
水溶性のリキッドタイプやジェルタイプのクレンジングを選べば、さっぱりと洗い上げることができます。
洗顔料では余分な皮脂をしっかり落とせる洗浄力があるものを選びましょう。
さっぱり感を重視するなら、一般的に洗顔料のなかで洗浄力が比較的高い、洗浄力に特化したシンプルな固形せっけんがおすすめです。
●乾燥肌タイプ
クレンジングでの乾燥が気になるという方は、ミルクタイプまたはクリームタイプのクレンジング料を選ぶと良いでしょう。
すすいでもしっとり感が残りやすいので、洗い上がりのカサカサやツッパリを感じにくいというメリットがあります。
洗顔料では保湿成分を配合しているものを選ぶと、洗った後の乾燥感を緩和することができます。
皮膚の潤いを維持するセラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、植物オイルなどを配合しているものがおすすめです。
●混合肌タイプ
TゾーンはべたつくのにUゾーンは乾燥するというように、顔の部分によって肌質が異なるのが混合肌タイプです。
この肌質の方は、水分と皮脂量のバランスが崩れています。
Tゾーンに合わせて洗浄力の強いクレンジング料を選ぶと、乾燥している部位の乾燥がさらに進みバランスが崩れてしまいます。
クレンジング料は、潤いを残しながらメイクを落とせるクリームタイプやミルクタイプを選ぶとよいでしょう。
洗顔料も保湿や肌への刺激を考慮して開発された、クリームタイプやジェルタイプが肌馴染みが良いでしょう。
●敏感肌タイプ
敏感肌のクレンジングで注意しなければいけないのは、摩擦による肌への負担です。
この肌質の方は、肌との摩擦が軽減できるクリームタイプ、または刺激が少ないミルクタイプを選ぶと良いでしょう。
敏感肌の方は乾燥が進むことでさらに刺激を感じやすくなります。
洗い上がりがしっとりするものをチョイスすれば、乾燥から肌を守ることができます。
肌のバリア機能が低下している敏感肌は、洗顔料選びでも刺激の少ないものを選ぶことが重要。
添加物やアルコールなどが必要以上に含まれているものは避けましょう。
また泡立ちの良い洗顔料を選ぶと、肌への摩擦を軽減することができます。
肌に負担をかけないクレンジングのポイント
クレンジングが原因で肌荒れを起こしてしまった!という方は少なくありません。
美肌づくりの第一歩は、肌に余分な負担をかけないこと。
次のクレンジングのポイントを押さえて、いつでもベストな肌コンディションを目指しましょう。
●ポイントメイクは最初に落とす
アイメイクや口紅など落としにくいポイントメイクは、最初にリムーバーなどで落としておきます。
2段階のステップを踏むことで、ゴシゴシこすらなくてもキレイに落とすことができます。
●指の腹を使って落とす
メイクを落とすときは、人差し指・中指・薬指の3本を使ってクレンジング料とメイクを素早くなじませるのがポイント。
指の腹を使うことで、力の入れすぎを防ぐことができます。
●ぬるま湯を使って洗い流す
クレンジング料を素早く落とすには、ぬるま湯がベストです。
熱いお湯は皮脂を取り過ぎてしまうので、人肌か少しぬるめくらいの温度を目安に適温ですすぐようにしましょう。
健やかな肌を育てる洗顔のポイント
洗顔はスキンケアの基本ですが、意外に正しい方法で行えていないことがあります。
毎日の洗顔で美肌を育てるポイントを紹介していきます。
●朝と夜で洗顔料を変える
朝と夜では肌についている汚れや肌の状態がが違うため、洗顔料を変えるるのもおすすめです。
朝は寝ている間に分泌された余分な皮脂や汗、夜のターンオーバーで生じた古い角質を落とすために洗顔を行います。
紫外線や外気の刺激の中でも肌を守れるように、洗浄力と保湿のバランスの取れた洗顔料を選ぶと良いでしょう。
夜はクレンジング料を肌に残さないことはもちろん、日中に肌についてしまった大気中のほこりや排気ガスなどの汚れを落とすことも必要になります。
肌に汚れが残らないよう、しっかり洗浄できる洗顔料を選ぶようにしましょう。
●十分に泡立ててから顔にのせる
泡は肌への摩擦を抑えるクッションのような役割を果たしてくれます。
毎日の洗顔で肌ダメージをつくらないためには、洗顔料をたっぷり泡立てて指が直接肌に触れないように洗うことがポイント。
泡立てるときは、キメが細かく崩れにくい泡をつくるのが理想です。
毛穴や皮脂汚れに密着して、キレイに落としやすくなります。
●順序良く洗う
洗顔をする際に、頬を中心に洗いすぎて乾燥肌になってしまったというケースがあります。
洗う順番に注意すると、肌に余計な負担をかけずに洗い上げることができます。
まずは、皮脂が多いTゾーンに泡をのせ、泡を使って優しく洗います。
次にUゾーン、生え際、頬の順に洗っていきます。
頬は皮脂分泌が少ない箇所なので、こすらないように十分に注意しましょう。
●すすぎはぬるま湯で
クレンジングと同様に洗顔のすすぎも人肌程度のぬるま湯で行います。
この時、バシャバシャと顔をたたかないように注意します。
また、シャワーの水圧は肌への負担が大きいので避けたほうが良いでしょう。
毎日の積み重ねがすっぴん美人をつくる!
クレンジングと洗顔は毎日行うことだからこそ、お手入れの違いが肌にあらわれやすいものです。
ここでは、以下の内容をお伝えしてきました。
自分の肌に合ったクレンジングと洗顔の積み重ねがすっぴん美人をつくります。
今よりもっと素肌に自信が持てるよう、毎日のケアに活かしてください。