敏感肌の原因はクレンジングにあり?! 正しい選び方で肌力をアップ

  • 2018/9/12
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敏感肌

みなさんの肌はデリケート肌ですか?

刺激を感じやすい敏感肌の方にとって、クレンジング選びは難しいものです。
とはいっても、メイクもしたいし肌質も改善したいというのが敏感肌の悩みを抱える女性たちのホンネでしょう。

そんなデリケートな肌を持つ方に向けて、クレンジングの選び方やメイクの落とし方のポイントを紹介します。

クレンジングを見直して、すっぴんがキレイな女性を目指しましょう。

敏感肌とはどんな状態?

敏感肌とは、化粧品や大気中のほこりや紫外線など、通常なら過度に反応しないようなものにも刺激を感じる肌状態のこと。
ヒリヒリとした痛みを感じたり、かゆみやほてりなどの症状があらわれます。

肌は本来、外部の刺激から肌を守るためのバリア機能を備えています。
肌の表面は皮脂膜で覆われており、これによって角質層の潤いのバランスが守られ、異物や刺激物質が肌内部に侵入しないように保護しています。

このバリア機能が低下すると、肌内部の水分が抜け出しやすくなり、さまざまな刺激を感じやすい敏感肌になってしまうのです。

バリア機能が損なわれる原因には、以下のものが挙げられます。


・ストレスや生活習慣の乱れ
・ホルモンバランスの変化
・アレルギー
・間違ったスキンケア

とくに、クレンジングによる皮脂の落としすぎやこすりすぎは、バリア機能を低下させる要因になっています。
「突然、敏感肌になってしまった」という方は、日々のケアに問題がないか見直してみましょう。

敏感肌におすすめのクレンジングの種類

敏感肌のクレンジング料選びで、大切なことがは2つあります。
まず肌への刺激をなるべく控えられるものをが少ないものをチョイスすること。
そしてバリア機能に必要な皮脂まで奪ってしまわないよう洗浄クレンジング力が強すぎないものを選ぶことです。

敏感肌におすすめしたいクレンジング料は、次のタイプです。

●クリームタイプ

油分を多く含むクリームタイプのクレンジング料は、メイクになじみやすく、こすりすぎを防いでくれます。
オイルタイプほど洗浄力が強くないため、肌に優しいのが特長です。
普段のナチュラルメイクであれば、十分に落とすことができます。

また肌に必要な皮脂を残しつつ、しっとり洗い上げるのでバリア機能が低下し弱っている敏感肌に向いています。

●ミルクタイプ

乳液状のクレンジング料です。
クレンジング料の中でも洗浄力が弱いため、デリケートな状態になっている肌に適しています。

肌の上でするする伸びるので、摩擦による肌のダメージも軽減できます。
水性の成分が多く含まれているため、潤いを守りながらクリーム系のものよりすっきりとメイクを落とすことが可能です。

●ジェルタイプ

ジェルタイプのクレンジング料は弾力があるため、肌の上でクッションの役割を果たし摩擦による負担を軽減てくれます。
水性と油性の2タイプがあり、水性のほうがクレンジング力は弱くなっています。
油性タイプは肌への負担が若干高くなるので、敏感肌の場合は水性タイプを選ぶと良いでしょう。

敏感肌は、クレンジング料に含まれる成分にも注意する必要があります。
とくに刺激を感じやすいのは、防腐剤として配合されるエタノール(アルコール類)とパラベンです。
製品の劣化を防ぐ殺菌作用などがありますが、肌の水分を奪ってしまうという性質も持っています。

また、ミネラルオイルはクレンジング力が強く、皮脂を落としすぎることがあるので注意しましょう。
香料などの添加物が入っているものも避けるのがベター。
できるだけ不必要な添加物が入っていないものを選ぶようにしましょう。

敏感肌はメイクでクレンジングを使い分ける

敏感肌を改善するには肌への負担を極力抑えて、バリア機能を高めることが重要。
とはいってもメイクはしたいという方には、ファンデーションによってクレンジングを使い分けてみるのも方法です。

  1. クリーム系ファンデには
クリーム系のファンデーションを使用する場合は、メイクと素早くなじむクリームタイプのクレンジングがおすすめです。
効率よく短時間で落とすことができるので、肌への負担を少なくすることができます。
  1. パウダーファンデには
パウダーファンデーションの場合は、洗浄力が比較的穏やかなミルクタイプ、またはジェルタイプを使うと良いでしょう。
必要以上に皮脂を落としすぎないため、潤いをキープしやすくなります。

メイク汚れを落としきれていないと、肌に余分な負担がかかり、敏感肌を悪化させたりしてしまうことがあります。
クレンジング料は、洗浄力が強くなるほど肌への負担も大きくなります。
肌の状態とメイクに合わせてクレンジングを使い分けるのも、肌を健やかに保つためのポイントです。

敏感肌のクレンジングのポイント

クレンジングをすると肌荒れしてしまうという方は、クレンジングの方法が間違っている可能性があります。
敏感肌のクレンジングでは、次の点に注意しましょう。

●必要な量を十分に使って洗う

肌への刺激が気になるからと、クレンジング料を少なくするのはNGです。
量が不足していると、こすりすぎの原因になります。
十分な量を使って、素早くメイクとなじませることがポイントです。

●ポイントメイクは最初に落とす

アイメイクや口紅などのポイントメイクは先に落としておくと、肌への負担を少なくすることができます。
ウォータープルーフなど落としにくいものは、専用のリムーバーであらかじめオフしましょう。

●1分を目安以内に終わらせる

理想的なクレンジング時間は、すすぎを含めて約1分が目安です。
汚れがたまりやすいTゾーンから始め、手際良く落とすようにします。
あごや髪の生え際なども忘れずしっかりすすぎましょう。

●ぬるま湯を使う

すすぐときは、人肌か少しぬるいくらいの、ぬるま湯を使いましょう。
熱めのお湯は必要な皮脂まで落ちてしまうので避けてください。

バリア機能を回復させるスキンケアを!

敏感肌に悩む女性に、クレンジングを見直すポイントをお伝えしてきました。
まとめると、次の内容になります。

・クレンジングによる皮脂の落としすぎやこすりすぎは、バリア機能を低下させる要因
・クレンジング選びでは、肌への刺激が少ないマイルドなタイプを選ぶこと
・ファンデーションのタイプによって使い分けて、肌への負担を減らすこと
・適切な量や手順でなるべく肌を刺激しないクレンジングを行うこと

しっかりケアしていたつもりが、敏感肌を加速させていたということも少なくありません。
クレンジングの使い方ひとつで、肌のバリア機能の回復が早まることもあります。

健康的な素肌を目指して、正しいスキンケアに取り組んでください。

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