【花粉症と肌トラブルの関係】カサカサ・チクチクは花粉症皮膚炎かも?

  • 2019/2/28
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花粉症で肌がカサカサ・チクチクに

花粉が飛び交う春になると、クシャミや鼻水はもちろん、肌までカサカサになる…。そんなトラブルにお悩みの方はいませんか?触っていなくてもチクチク・ピリピリするし、化粧ノリは最悪。鼻水だけでも大変なのに、本気でどうにかしたいですよね。

実はこの症状、「花粉症皮膚炎」という名前がつけられています。もとより、春は気温の変化や紫外線の増加などで、肌がゆらぎやすい季節。肌のバリア機能が低下し、外的刺激に影響されやすい状態になると、花粉が付着することも刺激の一つとなってしまうのです。

花粉症皮膚炎はどう対策する?

花粉に負けない肌をつくるには、どうしたらいいのでしょうか?ポイントは、「肌のバリア機能を回復させる」という点にあります。肌表面をおおう角質層は、乾燥や外的刺激から肌を守る役割を担っています。しかし、十分にうるおった状態でないと、本領を発揮できません。

そこで大切になってくるのが、保湿です。化粧水でしっかりと水分を補充し、乳液やクリームでふたをすればOK。普段使っていた化粧水があまりにもしみる場合は、低刺激のものを試してみるなど、肌状態に合わせてアイテムを選びましょう。

そして、もう一つ忘れてはいけないのが、「肌に付着した花粉をしっかり落とす」ということ。仕事や外出先から帰ったら、そのままの足でメイクを落としましょう。肌が非常に敏感な状態になっていますので、クレンジングや洗顔は”優しく”が鉄則です。

 

どの時期に気をつけるべき?

一般的に、スギ花粉が飛び交う2月~4月の間に発症する方が多いとされています。顔(特にまぶたや頬)や首など、服で隠れていない部分が赤く腫れあがってきたら、花粉症皮膚炎を疑ってみてください。そして、いつもより入念にスキンケアを行うようにしましょう。

マスクをして肌を守ったり、髪に付着しないように帽子をかぶったりと、なるべく花粉と接する面を少なくするのも効果的です。まぶたがはれる場合は、メガネやサングラスをかけると◎。また、衣服やシーツなど、肌に触れるものはこまめに洗うよう心がけましょう。

 

メイクは普通にしても大丈夫?

花粉症皮膚炎で肌が荒れている時は、いつものスキンケアにプラスし、保湿力の高いクリームやバームを取り入れてみてください。被膜効果で、しっかりと肌を守ってくれますよ。また、化粧下地もバリア機能の高いものを使用するとより効果的です。

なによりも保湿が大切、ということは前述しました。そのため、なるべくクレンジングの負担も減らすのがベターです。石鹸で落ちるタイプのお粉に変えてみるなど、普段よりナチュラルメイクで過ごしてみて。ミネラルファンデーションもオススメ!

 

ひどい場合は皮膚科で相談してみて

赤く腫れあがるだけでなく、ただれたり、ポツポツが大量にできたりした場合は、皮膚科での受診をオススメします。もしかすると、花粉症皮膚炎ではない可能性もあるため、きちんと皮ふのテストをしてもらうといいでしょう。

また、もともとアトピー性皮膚炎の症状を持っている方も、花粉が原因で肌トラブルを起こすことがあります。クシャミや鼻水などの症状がなくても、花粉症皮膚炎の可能性が考えられるため、ひどくなる前に早めの受診を心がけましょう。

 

花粉ブロックスプレーで対策を!

近年、人気急上昇中の「花粉ブロックスプレー」ってご存知ですか?花粉症の方には、もうお馴染みのアイテムかもしれません。スプレーで肌の上にイオンの膜をはり、花粉をブロックするだけでなく保湿もしてくれる優れものなんです!

色々なタイプが販売されていますが、保湿効果のあるものと、メイクの上からでも使えるものがいいでしょう。ただし、肌が敏感になっている時の使用は、十分に注意してくださいね。自分の肌とよく相談をして、対策法を練っていきましょう。

 

規則正しい生活は花粉症予防にも◎

花粉による被害を悪化させないためにも、身体を万全の状態に整えておきましょう。タバコやお酒、刺激の強い食品などは避けるに越したことはありません。また、睡眠時間を十分に確保したり、ストレスをためないようにすることも大切です。

無理なダイエットをするとお通じが悪くなり、ニキビができたりしますよね?身体の健康状態と肌は、密接な関係にあります。目に見える肌のケアばかりに気を取られて、肝心の生活習慣をないがしろにしてはいけませんよ。

 

花粉との接触を減らして、後は保湿を!

花粉症皮膚炎の対策法をおさらいしてみましょう。まずは、マスクやメガネなどで花粉を寄せ付けないこと。付いた花粉はすぐに落とすこと(洗顔やクレンジングは優しく)。肌の保湿をしっかりと行うこと(仕上げにクリームやバームで保護)。この3つを守って、つらい春を乗り切りましょう!

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