正しい”メイク直し”のやり方まとめ!完全リセットで美肌に元通り
- 2019/2/25
- コスメ・化粧品
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鏡を見るとテカりが気になって、とりあえずパウダーファンデで上塗りしたり、お粉でパフパフしてごまかしたりしていませんか?
こういった”その場しのぎ”のメイク直しのやり方は、すればするほど汚い崩れ方になってしまいます。見た目はもちろん、肌にもどんどん負担がかかり、メイクを落とした際の肌疲れも深刻に。
皮脂や肌に残ったベースメイクをそのままにして、適当に上塗りするだけでは、正しいメイク直しのやり方とは言えません。
今回は、なるべく短い時間でキレイに仕上がる、正しいメイク直しのやり方をレクチャーします!
目次
正しいメイク直しのやり方①乾燥しているのにテカテカ…まずは皮脂を押さえて保湿しよう
Tゾーンや鼻周りはドロドロなのに、他の部位はカピカピ…そんな時は、保湿不足が原因かも。乾燥した肌は、なんとか肌をうるおそうと過剰に皮脂を分泌してしまいます。そんな肌にあぶらとり紙を使うのは逆効果!乾燥に拍車がかかり、さらに皮脂が分泌されるという最悪のメイク直しのやり方です。
まずはティッシュや清潔な指で皮脂をやさしくオフして、ミスト状の化粧水でやさしく肌に水分を与えましょう。スティック状の美容液などは、より保湿効果が高くて◎。そうして肌にうるおいを与えたら、今度はコンシーラーやリキッドファンデをスポンジでなじませていきます。この時に、ヨレた部分とキレイな部分の境目をなじませるように、やさしくポンポンとなじませるのがポイントです。
ベースメイクの土台が整ったら、フェイスパウダーを少しだけ肌にのせます。この時にパフを使うなら、パウダーをパフに揉みこむようにしてからつけましょう。乾燥の元となるつけすぎを防いで、ふんわりとしたセミマット肌に仕上がります。
ブラシの場合は、フェイスパウダーを毛先に取ったらトントンと余分なお粉を落とします。これもつけすぎ防止のための工夫ですね。そのままクルクルと円を描きながら肌を磨くようにのせれば、毛穴の目立たないツヤ肌の完成です。
そしてもう一度、ミスト状の化粧水を吹きかけて。これで直したメイクが肌に密着して、崩れにくくなります。近くで大量に吹きかけるとせっかく直したメイクが落ちてしまうので、顔から20~30センチくらい離れたところから、おでこ、鼻、アゴの3段階に分けて吹きかけるとムラなくベースメイクが密着します。
一見めんどくさそうに思えるメイク直しのやり方ですが、このステップを踏むことで崩れにくくなり、長時間キレイなメイクを保てる上に、メイク直しの回数がぐんと少なくなります。
また、パウダーファンデーションを上から重ねるのはあまりオススメできません。一瞬でメイクが元通りになった気がしますが、繰り返し重ねていくほどに厚ぼったい印象になり、肌も乾燥して余計に崩れやすくなっていまうからです。どうしても使いたい場合は、気になる部分だけにブラシでのせましょう。
正しいメイク直しのやり方②目の下がシワシワ!思い切って乳液でオフしてリセットすべし
「目元に塗ったファンデーションやコンシーラーが、シワに入り込んで目立つ…」「マスカラやアイシャドウがヨレて、目の下が暗い印象に…」
デリケートで乾燥しやすく、直しにくい目元のメイク直しは、思い切って乳液やクリームでベースメイクをオフしてから直すのがオススメのやり方。
スポンジに乳液や軽めのクリームを少量取って、目元のメイクを優しく落としていきます。(下まつげのマスカラが取れないように、小さめのスポンジの角を使って落とすやり方がオススメ)あらかたオフできたなと思ったら、今度は乳液やクリームを再度手に取ってポンポンとなじませます。スティック美容液の場合も、一旦手に取ってなじませるのがオススメ。
保湿が完了したら、細かい部分も塗りやすい指にコンシーラーを取って、クマやくすみをカバーします。そのあとにフェイスパウダーを指にとって、やさしく目元にすべらせましょう。この時、パウダーの量が多すぎてもパサつきが目立ってしまいますが、全く塗らないとコンシーラーの油分でアイメイクがよれやすくなるので、あくまでべたつきを抑える程度に薄く重ねて。
そのあとに、ハイライトをお持ちの方は目の下にサッと入れましょう。光でクマやくすみを飛ばしてくれて、一気に顔が明るくなりますよ。
正しいメイク直しのやり方③消えたアイライン&アイブロウは一旦パウダーで押さえて
しっかり描いたはずなのに、いつのまにか消えている目尻のアイライン&眉尻のアイブロウ。汗や皮脂でベタついた肌にそのまま描き足すのは難しいですし、なによりまたすぐ落ちてしまいます。
しっかりフェイスパウダーで押さえてから、普段つかっているパウダーアイブロウやペンシルアイブロウでなくなった部分を描きたして。この時にスクリューブラシで、眉毛の毛流れも一緒に整えてあげると「きちんと感」が取り戻せます。
アイラインは、まずは落ちて黒くなった部分を綿棒でオフ。そのあとアイブロウと同じくパウダーで押さえて、なくなった部分の手前からなぞるように描きたします。この時、濃い目のアイブロウやアイシャドウを細いチップにとってアイラインがわりに入れても、ナチュラルに直せるのででオススメです。
メイク直しのたびにアイブロウやアイラインが消えている…なんて方は、あらかじめアイブロウコートやアイラインコートでカバーしておくのも一つの手です。100円ショップやプチプラで手に入るので、試してみてはいかがでしょう?
正しいメイク直しのやり方④リップ直しはくすみまでオフするのが鉄則!
落ちやすいリップのメイク直しは、口角のくすみもキチンと消すのが正しいやり方。
まずは、リップクリームやバームを唇全体に軽くマッサージするようになじませたら、そっとティッシュでふき取ります。唇に残ったリップや皮むけをオフして、フラットな状態に整えたら、ここでもう一度リップクリームやバームを薄くオン。
この時に、油分が多すぎるものやツヤ感がでるリップクリームを選ぶと、その上に重ねるリップが滑って発色が弱まり、取れやすくなってしまうので注意しましょう。どうしても使いたい場合は、一度つけたあとにティッシュオフして、油分を軽くオフしてくださいね。
唇の保湿が完了したら、明るめのコンシーラーで上下の口角をくすみをなぞります。ペン状のコンシーラーがオススメですが、伸びがよくて線状にのせられるものならOK!そのあとは指でポンポンなじませて、口元のくすみをオフしてから口紅やグロスをつけ直しましょう。
意外と見落としがちな口角のくすみをそのままにしておくと、口元がさがって老けた印象に。ここを常に明るくしておくことで、いつでも明るい表情がキープできますよ。
正しいメイク直しのやり方⑤便利アイテムを活用してみるのもアリ
テクニックいらずでツヤ肌になれるクッションファンデを、メイク直しに使う方が増えています。パフに少量取ってよれた部分をやさしく押さえれば、ファンデーションがピタっと密着してみずみずしい肌へと元通り。フェイスパウダーを上から重ねる必要はありませんが、気になる方はパウダーでテカりやすい部分だけ軽く押さえましょう。
便利なクッションファンデですが、何度も塗り重ねるとだんだん不自然さが出てきます。片手でポンポンするだけでメイク直しができる手軽さが魅力ですが、”必要なときに必要な場所だけ”直すことを心掛けてくださいね。
また、1つで2役アイテムをポーチに忍ばせておくのも便利な方法です。
チークにもリップにも使えるクリームチークは、唇につけるついでにほっぺにもオン。メイク直しの時間短縮にもなりますし、ほっぺと唇を同じ色に染め上げることによって、統一感がでてナチュラルに見えますよ。
正しいメイク直しのやり方、いかがでしたか?
手間が多くてめんどうだと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、メイク直しを正しいやり方で行えば、メイク崩れや直す頻度も少なくなり、かえって楽ちんなのです。
もちろん時間がない方は、すべてこの通りにしなくても構いません。”やさしく落として、うるおわせて、重ねる”ことを意識して、できる範囲で取り入れてみてくださいね♡